友人の連帯保証人になり、人生大きく変わってしまった父。
父は昔から騙されるタイプの人でした。
しかし連帯保証人だけにはならないとならないと決めていたようです。
その理由は家族に迷惑がかかるから。
もし何かあったときに家族を守ることができないというのは一家の大黒柱として情けないと思っていたようです。
そんな父に友人は連帯保証人になってほしいと頼んできました。
もちろん父は何度も断ったようです。
しかし友人は泣きながらお願いしてきたとか。
父も最終的には連帯保証人になってしまいました。
友人は返済を続けていましたが、半年たった頃から連絡が取れなくなったとか。
最終的に借金は父のところへ来ました。
もともと裕福ではありませんでしたが、借金返済するために食費も削られていました。
食べたいものも食べれない、プレゼントももらえない。
こんな生活が続いて、嫌になった私は卒業と同時に家を出ました。
あれから20年、借金は完済したようです。